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人生のお供。

本が届いた。

 

ブックオフオンラインを利用し、計六冊の本を購入した。

全て、中村文則さんの著作である。

・悪意の手記

・あなたが消えた夜に

・去年の冬、君と別れ

・王国

・迷宮

・悪と仮面のルール

 

悪意の手記を読み始めている。

本当に、久しぶりに、小説にのめり込んでいる。

文字が頭に入ってきて、必死にその意味を理解しようと回転しているのが実感できる。

読書を特別なものとして崇拝する気もないし、好きなら読めばよくて、嫌なら読まなくてもいい。小説も基本的には娯楽であると思っているし、そこに何か価値を付加するかどうかは読み手次第。

僕が、娯楽以外の付加価値を小説に設けるとしたら、安堵と興奮をもたらすもの、であると思う。

小説の物語に登場する人物の思考や感情に、自分を垣間見た時、安堵とそして興奮を覚える。

僕だけではなかった。この実感は言葉では表せない安堵をもたらす。

そして、同時に興奮を覚える。自分だけではない、仲間との思わぬ遭遇に歓喜を隠しきれない。

僕にとって、小説とはそういうものである。

ああ、あとは、なぜ、この人物はこのような場面でこのような感情を抱いたのかという疑問を吟味する。自分がこの場面の当事者だったらどうだろうか、と思考する。

 

と、ごちゃごちゃ書いたが、面白いから読む。

理由はそれだけで十分だろう。

金もあまりかからないし、本当に夢中になった時など、時間さえ忘れることができる。

 

趣味があまりない、僕にとっては人生のお供になるかもしれない。