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休日。

休日だった。

行ったことと言えば、昼食を作り、コーヒーを飲みながら本を読んだぐらい。

ああ、あとはジャズを聴いた。

チェット・ベイカーの演奏は凄く心地良かった。

僕が思う心地良い曲っていうのは、空間に溶け込む違和感ないものかなと思う。

ある意味意識されないような、自然な、ものな気がする。

 

それで、本も読んだのだけど、今読んでいるのは中村文則さんの掏摸という小説。

ここ最近、中村文則さんの小説ばかり読んでいる。

僕には珍しく一人の作家の本ばかり読んでいる。

 

何でかと、問われると答に迷うのだけど、

正直、登場人物の人格や行動には共感、理解できない部分も多いのだけれど、その中に共感できる、理解できる部分があるのも事実で。自分のこの作家の本への共感や理解は他の本からは中々得られないような、そんな気がするので惹かれているのかもしれない。

まあ、言うほど色んな作家の本を読んでいるわけではないので、分からないのだけど。

とにもかくにも、そんな休日だったわけである。

 

ふと、本当にふと、思うんだけど、

日が経つにつれ、徐々に自分の色が薄くなっていく気がする。

なんかぼやけてきているというか、味気ないものになっているそんな気がする。

この平坦な、その先にあるものは魂の転落だと思うと、力が入らないし、

この年齢になると、やはり先が分かってしまうというか。

そう考えると、別に辛いわけでも悲しいわけでもないのだけど、

眼前にあった小さな光の筋が汚れて、薄暗い空間に閉じ込められた気分になる。

 

そんな気分を吹き飛ばすために、、

 

焼肉でも食べようと思う。笑